1月25日(水)の抄読会

 1月25日(水)の抄読会は、今年度学位審査をうける博士課程のかたの、公開審査の予行でした。

 パワーポイントで発表する際に、論文に載せてある図表はどうしても小さくなるので、公開審査のときは、図表を作り直したほうが見やすいようです。学位論文をようやく提出したー!というところでまたスライド作り直しは結構、堪えるのですが・・。

これまで、当教室の抄読会はエンドレスに近い形が多かったのですが、時間をきめて、18時から開始で、19時には終了ということにしたいと思います。
長くても19時半には終わりたいと思います。

時間が長くなると集中力も切れますし、出席者の中でディスカッションの重要性よりもむしろ、各自で勉強していただいたり、直してから仕切り直しの方が効率がよいと思います。

また、社会人大学院生の先生にとっては週に1回教室にくる貴重な機会であり、抄読会のあとに教員に相談したいこともあるでしょう。しかし、20−21時になるとその元気もうすれて、「もういいや・・次にしよう」ということになるかもしれません。

ビジネス書には(また出た!)とにかく会議は何もしていない時間なので、極力短くすること、とあります。

そのためには事前準備が重要、と。

抄読会の担当者のかたがたにはぜひ、事前の準備をお願いします。
また、次回から、抄読会で紹介する論文の原著もプリントして出席者に配布してもらうことにしました。これは抄読会の時間短縮に繋がると思いますし、留学生のためにもよいと思います。

よろしくご協力お願いします。


↑写真はプロジェクトでの導入を考えているポータブルエコーです。
昨日デモ機を貸して貰いました。

左がタブレット型、中央が二つ折り携帯電話型。右はサイズの参考のための自分のスマホ
どちらも、よく見えます。ただ、画面が大きいのと計測などの機能は左側のほうがよいです。

技術の進歩はすごいですね。
私が1997年に(いつのこと?)ザンビアにJICAで行ったときにエコーを携行品で買って貰いました。
同じ値段で、大きなプリンターぐらいの大きさでした(標準的なエコーの大きさ)。
それがいまはこんなに小さくても、カラードップラーも入るなんて・・。
教室のかたに協力して貰い、久しぶりに心臓、肝臓などをみましたが、画像もきれいです。
ついでに自分の頸動脈もみてみましたが、石灰化は無いようでした。(腕がおちて見落としているせいかもしれません)

昨日のラボ(教室)ミーティング

 1月23日のラボ(教室)ミーティングについてご報告します。

インフルエンザシーズンもいよいよ本格化したようです。各地からぞくぞくと検体をいただいております。

これまでのところ、全てインフルエンザA/H3N2(香港)です。ワクチン株と一致しているかどうかはこれから、遺伝子シークエンスを行って調べます。

今シーズンも、インフルエンザのワクチン効果(ワクチンが効いているかどうか)の解析をいたします。インフルエンザの検出(ラボ)と、ワクチン効果の算出(統計解析)の二つを組み合わせるため、チャレンジングではありますが、解析はかなりおもしろいと思います。

さて、今年はどうなりますでしょうか。論文化に向けてがんばりましょう。


RSも検体を各地の先生方からいただいております。順次検査を進めております。

教室のダイドコロ①

まなべです。我が国際保健教室の先生方、世界、全国飛び回って研究に励まれております。そんなお忙しい先生方のエネルギーの源、栄養補給はとっても重要です。
教室のランチタイムの様子+プチ情報お伝えします。



この方、La boutique de bentoのオーナー兼シェフのたけうちさん。なんともオシャレな店名。日本語に訳すと、お弁当のお店。そのまんまです(笑)。そんなゆるさもいけてます。実はお隣のたけうち画廊さんの奥様。なるほどのセンスです。
いつもニコニコ、たけうちさんご本人がデリバリーしてくださいます。

本日のメニューは白身魚のタルタルソース。メインが揚げ物でも焼き物でも煮物でも、季節の野菜たっぷり、とにかく”滋味”。





毎日日替わりで、健康第一のおいしい家庭料理です。ご注文は当日11時までとのこと。

忙しくて買いに行く時間もない、食べる時間もない、と嘆いている教室の先生方、価値ありのワンコインBENTO、おススメです。

といっているうちにふと思い出しました。新潟だからでしょうか、最近やたらとコンビニにおいてある田中角栄格言集的な本に、こんな一説が。

おい、メシ食ったか。
──田中角栄

人が彼のところに来ると、かならずこういったそうです。

いわんとするところは、、、

 メシ時になったら、しっかりメシを食え。シャバにはいいことは少ない。いやなことばっかりだ。それを苦にしてメシが食えないようではダメだ。腹が減って、目が回って、大事な戦はできん。
早坂茂三田中角栄 頂点をきわめた男の物語』より)

だそうです。
いや、角さん、そんなネガティブな、いいことも結構ありますよ、とつっこみも入れたくなりますが、、、、いずれにしても、やっぱりご飯は大切です。みなさん、ちゃんとご飯はたべましょうね!

JAGES研究会 2017年1月 in 東大本郷キャンパス

連続投稿です。

本日、JAGES研究会に参加してきましたので報告します!

JAGESはJapan Gerontological Evaluation Study(日本老年学的評価研究)の略で千葉大学予防医学センターの近藤克則教授をPIとした全国的な研究者組織です。

全国の自治体で高齢者を対象とした大規模アンケート調査を実施しており、高齢者の健康に関するエビデンスを次々に出しています。

新潟市でも2013年より調査に参加し、今年度のJAGES2016調査で2回目になります。
いよいよ縦断的な評価ができるデータがそろい、新潟での研究が本格化します。
新潟市の他にも、総合地域医療学講座・井口清太郎教授の医療人育成プロジェクトで実施した十日町市と阿賀町での調査がJAGES調査票を用いたもので、新潟県内の3市町でJAGES調査が行われていることになります。

JAGES研究会には多様な職種・専門の方々が集まり、学際的な研究会となっています。
今回は、午前に東京大学の橋本英樹先生がHealth Communicationについての講義をされ、目の覚める思いでした。


写真↑ スライドとビデオなどの映像を交えた橋本先生のレクチャー

医療経済、社会疫学の解析発表があるかと思えば、一方ではプロボノ、SIB(Social Impact Bond)など、新たな分野の情報など、大変勉強になりました。

毎回勉強になるJAGES研究会ですが、オープン参加です。

全国データを使った解析もフェアにチャンスがあります。

ご興味があるかたはどうぞ!

https://www.jages.net/

新潟のデータから新たなエビデンスを創出できるよう、頑張って参ります!

by Yugo

久しぶりの投稿です!

1/21午後に新潟市中央区の関屋・白新ケアネットが中央区内総合福祉会館でありました。

当教室と新潟市福祉部高齢者支援課(現・地域包括ケア推進課)が共同で2013年11月に実施したJAGES新潟市調査「健康とくらしの調査」の結果に基づいたグループワークをやるということで、オブザーバーとして参加させていただきました!

会場には100名近くの地域の福祉を担う専門職の方々が集結していました。
行政、医師、歯科医師、病院相談員だけでなく、訪問介護通所介護グループホーム、薬局、居宅介護支援、社協、包括支援センター、民生委員 などなど、多職種の方々が入り交じって、JAGESのデータを囲んで討議をしていました。

現場で現実に直面している方々に調査データを使っていただけるのは、本当にありがたいことです!

今回のデータは2015年末に新潟市主催で開催したワークショップの資料でしたが、次はぜひ、新たに開発したWebで見ることができるNIIGATA HEARTを使ってもらえればと期待しています!

先駆けてデータを使ったグループワークをしていただいた関屋・白新ケアネットの皆様、大変ありがとうございます!

データにつきまして疑問がありましたらいつでもお問い合わせください!

by Yugo

1月18日の抄読会と学位書類提出完了

 まなべさん、社会疫学チームの活動報告ありがとうございました。今後もぜひブログや新着情報お願いします。

さて、1月18日(水)の抄読会は、今年度卒業予定の大学院生のかたの卒業公開審査の予行でした。

新潟大学では、2月中旬に、博士終了予定者の公開審査があります。10分プレゼン、10分質疑応答になります。

主査・副査は関連分野の教授・准教授になります。
するどーーい質問が来ますので、十分発表内容を理解し、文献を読んで準備する必要があります。



さて、今年度当教室の2名の終了予定者は、昨日、学務に書類を提出いたしました。受理されれば、今度は2月の公開審査になります。

それにむけてがんばりましょう。


画像は、本文とはまったく関係の無い、インド料理です。
先日、料理教室でならいました。
インド料理屋でおなじみのナンは、あまり家庭で食べないのだそうで、チャパティを作りました。全粒粉を練って、延ばしてフライパンでやくだけです。

大学院卒論提出

 今日は、朝から自分のテンションがかなりあがっているのがわかります。
今年度卒業する大学院生の卒業審査の書類提出が今週金曜までだからです。

論文や書類が間に合うのか毎年はらはらどきどきなのですが、今年もその時期がやってきました。

最近読んだ本に、大学の研究が進むのは、講義や論文の締め切りがあるからだと書いてありました。

締め切りはいやなのですが、あることを成し遂げるには必要なことなのかもしれません。

あと一息なのでがんばりましょう!