JAGES研究会 2017年1月 in 東大本郷キャンパス

連続投稿です。

本日、JAGES研究会に参加してきましたので報告します!

JAGESはJapan Gerontological Evaluation Study(日本老年学的評価研究)の略で千葉大学予防医学センターの近藤克則教授をPIとした全国的な研究者組織です。

全国の自治体で高齢者を対象とした大規模アンケート調査を実施しており、高齢者の健康に関するエビデンスを次々に出しています。

新潟市でも2013年より調査に参加し、今年度のJAGES2016調査で2回目になります。
いよいよ縦断的な評価ができるデータがそろい、新潟での研究が本格化します。
新潟市の他にも、総合地域医療学講座・井口清太郎教授の医療人育成プロジェクトで実施した十日町市と阿賀町での調査がJAGES調査票を用いたもので、新潟県内の3市町でJAGES調査が行われていることになります。

JAGES研究会には多様な職種・専門の方々が集まり、学際的な研究会となっています。
今回は、午前に東京大学の橋本英樹先生がHealth Communicationについての講義をされ、目の覚める思いでした。


写真↑ スライドとビデオなどの映像を交えた橋本先生のレクチャー

医療経済、社会疫学の解析発表があるかと思えば、一方ではプロボノ、SIB(Social Impact Bond)など、新たな分野の情報など、大変勉強になりました。

毎回勉強になるJAGES研究会ですが、オープン参加です。

全国データを使った解析もフェアにチャンスがあります。

ご興味があるかたはどうぞ!

https://www.jages.net/

新潟のデータから新たなエビデンスを創出できるよう、頑張って参ります!

by Yugo