1月12日(水) 抄読会

 当教室では、毎週水曜日18時から、抄読会という論文の輪読会を行っています。いわゆるJournal Clubというものです。

社会人大学院生も集まって頂き、毎週交代でリサーチトピックの論文を紹介して貰うものです。

1月12日は、
「小学校欠席者数に基づき感染症流行の時空間解析ー2009年の新型インフルエンザを対象として」
片山ら
GIS理論と応用 2012年 12(2):59−70

について紹介がありました。


東大の先生方が2009年のパンデミック時の仙台の学校での流行の実データを使い、欠席者数予測についてモデルを構築したものです。

学校でのインフルエンザ流行が、地域の流行拡大につながるので2009年を検証することは重要です。データがきちんととれている日本から今後もパンデミックの評価が出るとよいですね!