放射線マッピング

同じく南相馬市の線量測定に同行しました。
あらためて津波の被害の悲惨さを痛切に感じるとともに、原発事故の後、目には見えませんが、放射能という死の灰地震津波の被災者の方々の上に容赦なく降り注いだのだということを実感しました。
これは自ら線量計を持って測定に同行させていただき初めて実感したことです。

今後、除染を行うことで住むことができる地域、安全に暮らすことのできる地域に復興していくことを願うばかりです。

自分たちの知識や技術が復興のために少しでもお役に立てればと思います。

南相馬市では毎日、放射線モニタリング定点での線量をホームページで公表しています。子供や妊婦さんが長い時間いると影響があるレベルの箇所が所々あることがわかります。
そのような情報が一目見てわかるような地図を作成していくことにしました。

近日中に、地図を教室のページにアップし、皆様の情報源として活用していただければと思っています。

線量測定のための南相馬市訪問は新潟市から片道4時間の道のりでした。
帰りは会津若松の二八屋に立ち寄り、懐かしのラーメンとお好み焼きを食べました。おいしかったです!


二八屋の店員さんに「観光かし?!」(注:会津弁で”観光で来られたんですか?”という意味の丁寧語です)
と聞かれたので、Reiko先生が南相馬での出来事を話しますと、震災関連の写真集等を出してきてくれ、震災直後の会津若松での様子を語ってくれました。
さらに、新鮮な味噌きゅうりまでいただき、さらには帰りにはジュースまで持たせてくれたのでした。

福島県人の人柄の良さ・温かさを感じながら帰路についたのでした。

(by Yugo)