「日常」への思い

3連続になりますが。
Reiko先生、Yugo先生と一緒に南相馬に行ってまいりました。

私は福島県の郡山出身で、実家も当日は大きな揺れに襲われました。
そして5ヶ月半経つ今でも高い放射線の被害に悩む土地です。
毎日、毎時間発表される線量を気にしながら不安に怯えて暮らす日常。
それは南相馬でも同じでした。

保育園での線量測定。
マスクをつけた保育士さんや保護者の方がその一部始終を見守っていました。
線量としては大きなものではないのですが、子どもを通わせることを一番気にしているのでしょう。
時間はかかるかもしれませんが、子どもたちのためにも出来ることは少しずつでもやっていかなくては、という思いで測定を続けました。

目に見えず、数字でしか語られない放射線の脅威。
自ら測ることで、向き合い方が少しずつですが見えてきたような気がします。

震災の日から時間が止まってしまったこの保育園に、
早く子どもたちの元気な笑い声が戻ってきますように。