佐藤君ラボトレーニング

全国津々浦々の当教室ブログ読者の皆様こんばんは。お久しぶりです。もう2月になってしまいましたが、今年もどうか宜しくお願い致しまーす。インフルエンザシーズンがピークに達しており、当教室も忙しくなってきました。去年の今頃は他地域に比べると雪が少ない新潟市中央区でも雪がかなり多く根雪がいつもあったのですが、今年は雪が少ないです。また、新潟に似つかわしくない太平洋側の冬の様な晴天の日が多く、さんさんとお日様が照っている日も去年に比べて多いと思います。どす灰色の曇天と、砕け散る日本海の荒波が新潟の冬の風物詩なのですが、いったいどうなっているのでしょうか?私は職員宿舎に住まわせてもらっているのですが、海の近くなので、冬になると、お風呂に入っている時にドーンドーンと大きな波の音が聞こえてきます。以前私の部屋の上に住んでいた他講座の先生は、その波の音とカメムシ(10-11月に職員宿舎に発生)が嫌で引っ越されました。でも今年の冬は波の音もほとんど気になりません。こういった天候の違いもインフルエンザの流行と大いに関わってくるのでしょうか?

前置きが長くなりましたが、当講座では既に4月から入学する大学院生のラボトレーニングが始まっています。修士課程に入学予定の佐藤君は、去年の夏にお隣の保健学科から卒論の研究で当講座に来て実験を行っており、それがご縁で当講座にきてくれることになりました。現在、ちょっと早めにインフルエンザウイルスのコンベンショナル及びリアルタイムPCRによるタイピング及びサブタイピング、ヘマグルチニン、ノイラミニダーゼのシークエンスによる系統樹解析、等々の習得のためのトレーニングを行ってもらっています。また、インフルエンザの培養やインフルエンザサーベイランスに御協力頂き、検体を採取して頂いている臨床医の先生方へお送りするウイルス輸送培地の作製なども手伝ってもらっています。毎日頑張っています。

リアルタイムPCRのトレーニング中に真剣にメモ取りする佐藤君

活躍を期待しています!!