へなちょこ映画論評(ネタバレちょこっと注意)

当教室のブログ愛読者の皆様、こんばんは。

先週、久々に一人で映画を見ました。子供が出来てからは、ドラ〇もんとか、プリ〇ュアとか、映画で見るのはちょっと、という映画(すいません)しか見ていませんでした。

エイリアン1の監督であるリドリー・スコット監督によって、エイリアンシリーズの前日譚として制作されたプロメテウスという映画がTジョイ新潟というシネコンにてレイトショー(1200円)で午後9:45分(!)からやっていたので、仕事帰りに見に行ってきました。

チケットを買うとき、最初に整理券を渡され、自分の番号が呼ばれたらカウンターに行って買うという、あんまり見ない方式をとっていました。チケットを買うとき、「席を選んでください」と言われ、タッチパネルかと思い、ディスプレイの自分が希望する席を何度も押していたら、「ご希望の席の位置を仰ってください」と言われたので、タッチパネルではないということがわかりました(笑)。

大雑把な話の流れは、人類は異星人が作り出したということを示す古代人の壁画が発見されるところから物語は進み、あっという間に探索隊が組織され、エンジニア(人類を作ったという異星人)がいるはずの惑星にたどり着き、彼らとの遭遇を求める過程で、彼らが作り出した生物兵器(何か白いニョロニョロした生き物)に殺戮されたり、得体の知れない病気にかかったりと、破滅的な方向に話は進んでいきます。

結論から言ってしまうと、この映画はこれ!、というものがあまりなかったです。エイリアン1は、最後までエイリアンの姿がはっきり見えず、だんだんと迫りくる恐怖が良かったし、2は、アクションが素晴らしかったと思います。(3,4はあんまり印象に残りませんでした)宣伝文句として、人類の起源が云々、とありましたが、そこにもっと時間をかけて説得力を持たせてほしかったとです。アメリカでもあんまし盛り上がってなかったようだし・・・。

俳優さんたちも、この人!というインパクトのある人はいなかったかな、と思います。敢えて言うなら、MVPは人造人間デビット君を演じたマイケル・ファスベンダーかなーと。

何か映画関連の写真を張り付けたいところですが、著作権などありますので、絵の上手な私の精密画を代わりにアップします。エンジニアの戦士が、デビット君の首を引きちぎるシーンなので、そういうのが苦手なかたは見ない方が方が良いかもしれません。

でも、話はテンポ良く進んでいくし、アクションホラー映画としてはまあまあなんじゃないでしょうか?

あと、生物兵器の子供らしきものを妊娠した主人公の女性が、何十年先はこんなのが出てくるのでしょうが、どんな手術でも行えるというオートマティックの手術台により、やむなくそれを摘出するシーンは迫力がありました。中絶手術を行え、と女性は手術台に命令するのですが、倫理的に問題があるせいなのか何かの理由で拒否され、仕方なくマニュアルで、事前の麻酔なしで手術を行うシーンは、思わず自分のおなかが痛くなりました。

といわけで、以上です。
さよなら、さよなら、さよなら。