突然ですが、私は今マレーシア東部のコタキナバルにおります。(執筆時点。夕方に出発したので今はクアラルンプールにいます)

と言うのも、コタキナバルにあるマレーシア大学サバ校(Universiti Malaysia Sabah)での免疫病理&診断学シンポジウムへ、Reiko先生と第二病理の先生方と共に招待を受けて、現地の先生や医学生に講演を行なってきました。


構内に掲げられたのぼり。


Reiko先生の講演、アジアでのインフルエンザについて。


私の講演、福島での放射線マッピングプロジェクトの紹介。

どの話題も熱心に聞いていてくれたようで、その後のDiscussionも盛り上がっていました。


出席者全員で記念撮影。

私は海外で、しかも英語でこんなに長時間喋るのは初めてでしたが、事前の準備と先生方の助言のおかげで無事に最後まで話すことができました。
本当にいい経験をさせて頂いたと思います。


さて、ここまで来るために台北を経由して行ったのですが、折しもこの週末は近辺を台風14号と15号が通過…動きが読めず直前まで不安要素でした。。

が、見事に2つの台風の間をすり抜けて無事に着陸!翌日も天気に恵まれマレーシアへも無事に離陸しました。どうやら強力な晴男か晴女がいたようです。
(一方台湾南部は台風でかなり被害が出ていたと聞きましたが…)

シンポジウムの翌日は、ボルネオ島の自然を味わうべくキナバル山に行ってきました。
キナバル山は標高4,015m、東南アジアの最高峰として登山客が多く訪れるそうです。
その姿は実に雄大!名峰と呼ばれるだけはあります。

標高約1000m地点にて。雲が切れた瞬間にパチリ。

残念ながら登山とまではいきませんでしたが、車で標高約1800mの高さまで登りました。
日本でいうと、磐梯山の頂上より高い場所まで登ったことになります。気温は下界と10度ほど違うので、半袖では寒いぐらいでした!

ボルネオ島には他にも、オランウータンなどの動物や植物の宝庫と呼ばれ保護されています。今度はそちらも見てみたいものです。

コタキナバルの観光スポット、タンジュン・アルにて夕日を背景に。

明日はクアラルンプールのケバングサン大学を訪問し帰国の途につきます。
実は番外編がまだたくさんあるのですが、もうしばしお待ちのほどを。