国立民族学博物館(みんぱく)

皆様、お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか。
新潟も猛暑が続いております。

さて、大阪にある国立民族学博物館に行ってきました。
略してみんぱく
みんぱくは、万博記念公園にあります。猛暑、猛暑の大阪でいきなりモノレールからみんぱくまでの間で15分間くらい歩き、すでに熱中症気味。

途中に、ミストを発生させる装置があり、そこでは少しひやっと。

夏休み期間中、みんぱく万博公園の入場料のみで入れます(たしか250円ぐらい)

さて、期待の入館です。
案外。閑散としています・・。

展示品は、世界各地の民芸品や生活品、クラフトものなど所狭しと並べてあります。

びっくりしたのは、97-98年にJICAでザンビアに赴任していたときのザンビア人医師の出身部族であるルバレ族の展示があったことです。

マキシダンスと言って、男性のイニシエーションの祭りです。この部族では13-15歳くらいの男の子が森に集められ、集団生活をし、部族の教えやタブー、生き方を学びます。そのとき、森からでてくる精霊役がこのマキシです。部族の年長者の男性がこの衣装をつけて、出てきます。秋田のなまはげのような感じです。
まさか、ここで再会しようとは!

みんぱくザンビアでJICAのプロジェクトを持っていたようで、アフリカの展示の中でも案外ザンビアがおおかったです。

そのほか、アフリカの女性衣装。

インドのヒンズー教関連の女神の民芸品?(美術品の域です)
昔はこういう寺院を見に行きたいと思っていました。

ベトナムハノイのウオータパペット(水劇場)の人形もありました。


ハノイにはかれこれ10年近く研究で通いましたが結局ここは1回もいっていません。(研究のみに専念??)うそ、うそ、ハンガイ通りなど、シルクの店に通ってました。


フィリピンのジプニーもありました。

また、これがめちゃくちゃうるさいんですよね・・。
WHOマニラに行っていたときに泊まったホテルの防音が悪く毎晩ジプニーのクラクションで眠れず、耳栓をして寝ていました。

そして、お昼です。
みんぱく内のレストランに行きました。タイカレーを食べました。

やや値段高めかもしれませんが、窓から外が見渡せて雰囲気がいいので、OKです。そしてこの酷暑で外にでる気持ちにもなれません。
懐かしのソーダアイスも。

みんぱくでは夏休みになつかしの給食を出しているようです。
これは、さすがに一人では頼めませんでした。(T.T)


みんなでわいわい、「懐かしいよねーこっぺぱん!」とかいって頼むものかと。

日本やアジアの展示も充実しており、結局半日ここで過ごしました。日頃の運動不足がたたり、足が筋肉痛になりました。

このみんぱくは、1回行ってみる価値あり。
日本にいながらにして世界旅行に行った気分になります。
みんぱくHP↓
http://www.minpaku.ac.jp/

さて、クイズです。
このオブジェはどこでしょうか。↓

ヒント。大阪ではありません。答えは下のアイスコーヒーの写真をよーくみるとわかります。オブジェのある町の喫茶店です。