Reunion! (IUMS 2011)

札幌で行われた国際ウイルス学会に出席しました。
(会期は9月10-16日です)
まずは、暑い新潟に比べて札幌は涼しかった!一ヶ月くらい気候が違うようでした。

今回は、例年のウイルス学会ではなく国際学会とのジョイントイベントということで、発表は全て英語でした。
会場は札幌のコンベンションセンター

なんとなく、閑散としてるかも・・・。
震災の影響もあり外国人の参加者にキャンセルがあったと聞いてしましたが、実際に行ってみると外国人の方が多いかも・・。日本人参加者すくないかも・・。(主催者がこのブログをみていないことを祈ります)

当教室からはポスターを2題出しました。

ポスターディスカッションはかなり盛況でした。

学会の楽しみは新しい情報を得て、今後どうしようか!というプランを練ることと、研究者との出会いや再会だと思います。

今回、当教室の2人の留学生も同国人の旧友に再会したそうで大変嬉しそうでした。

国際学会と言うことで私も様々な先生にお会いしました。ザンビアの先生、NIHの先生。もともと今回はインフルエンザの参加者が少なめなので、インフルエンザの研究者ばかりの国際学会とは違い何となくみんなフレンドリーな気がしたのはよい点なのかも知れません。

中でも、私にとっては2004年にアメリカに行った際にお会いしたM先生との再会が感動的でした。M先生は北大獣医出身で渡米後はCDCで長く働いてしましたが何年かまえにNIHにうつりました。私がアトランタに行ったときはたった1日の滞在だったのですが、仕事のこと、家族のこと、いろいろM先生の話を聞きました。「いいなあ、私もアメリカで働きたいな」と思い帰国してはや何年。すでに日本での仕事が抜き差しならなくなっている自分。

ちょうど、うちの留学生の友人もNIHでM先生と一緒に働いたことがあり、M先生の話で持ちきりになりました。しかし、なかなか会場で会えず、最終日にポスター会場でようやく再会!

二児の母となり、研究者としても母としても貫禄をつけているM先生の姿にまたもや「いいなあ」
人生のターニングポイントはいったいどういうところにあるのでしょうか。
時として必然的だったり、選択しなければならなかったり。
私は非常に日本人的に「行けるときには道がすっとひらける」などと感じていますが時にはアメリカ的にワイルドに自分の運命を切り開きに行かねばならないときもあるのでしょう。それはいったいいつなのか!(自分はもう終わってるかも)。若人よ!がんばれ!

今回のお題は「reunion(再会)」でした。