アメリカ留学の記録(記憶)3

久しぶりのアメリカ留学記です。

カリフォルニアに留学していましたが、ここを起点にいろいろな場所に行く機会がありました。
あまりあちこち行っていたので、研究はどうしていたのか?
といわれそうで怖いです。。。

留学先の大学のProjectの一環としてアフリカに行く機会がありました。
留学先の直属のボスはガーナ人でしたので、アフリカに一緒に行きました。
行き先はナイジェリアとガーナです。

2カ国とも、LLU(Loma Linda University=留学先の大学)の関連大学があり、技術連携・技術提供、donationの為に訪問しました。

僕にとって、アフリカは初めてであり、2週間という短期間の滞在でしたが、かなりカルチャーショックは大きかったです。
特にナイジェリアは治安も暮らしも良いとはいえず、アフリカの現実を知る機会になりました。

今回はナイジェリアで訪問・滞在したBabcok Universityのことを中心に書きたいと思います。
ここに滞在した思い出だけで1冊の本がかけそうなくらい印象的な出来事の連続でした。


Babcok大学の入り口です。
夜9時頃ににラゴス空港に到着し、大学に着いたのは真夜中でした。写真は翌日の夕方に撮ったものです。

この大学はナイジェリアでも大臣の子弟などエリートが行く大学であるとのことでした。
大学全体が高い塀に囲まれており、中は学生たちが寝泊まりする寮を含め、様々、充実した施設がありました。
飲料水を作る工場やパン工場なども敷地内にあるとのことでした。

大学の内と外を隔てる高い塀(写真は大学の”外”)


私と同行したJesse(LLU School of Public Healthの学部長補佐)は大学のゲストハウスに宿泊しました。
前回、ここに来たことがあった僕のボスは市内のホテルに宿泊していました。


ゲストハウスの部屋の中はこんな感じ

最初に待っていた遅い夕食はこんな感じでした。
このミートソースみたいなのが死ぬほど辛くてびっくりしました。

部屋の中はいつでも蚊が出てきそうな感じでした。
窓の立て付けも良いわけではありません。
乾燥したカリフォルニアから、急に暑くて湿気の強いアフリカに来たわけですから、いろいろなことが急激に変化して戸惑いました。

マラリアの予防薬を2週間前から飲んで行きましたが、それでも蚊対策は必須で、電池で動くポータブルの蚊よけ装置のようなものをアメリカから持って行きました。
ボスは何度かマラリアに感染して発症したことがあるらしく、予防薬についてもよく知っていましたが、あまり丁寧に教えてくれることはなく、何でも経験してみろ!という感じでした。
マラリアは経験したくないのですが...
マラリアは予防注射ではなく予防薬の内服です。副作用に気分障害、うつ、悪夢、などがあり大丈夫かな?と思いましたが、一番安かったものを選びました。週に1回の内服でした。

翌日は時差と食事と蒸し暑い気候に苦しみました。
とはいえ、全てが物珍しく、あちこち見て回りました。
しかし、大学の外へは行くな!と厳しく言われました(ちょっとだけ外へ行ったのですが)。
やはり、治安は良くないとのことです。


こんなLizardがあちこちにいました。動きがおもしろかったです。

最後に学生たちの集会・ミサの会場に入ったのですが、そのとき彼らが歌っていた歌がとてもきれいだったので、ここでアップしてみたいと思います。
音質が今ひとつで伝わりきるかどうか分かりませんが。

集会の様子
歌(少し長いですが後半にきれいな歌声が入っています)

書きたいことは山のようにありますが、本日はここまでです。

(by Yugo)