ISSC in Finland

ブログ更新滞ってました!
Long time no seeですね〜

さて、今回は、温めすぎて腐ってしまいそうなフィンランド訪問について少し書きます。

表題にあるISSCは会議の名称で、

International Society of Social Capital and Health が正式名称です。
今回は、この会に参加するために、フィンランドはトゥルクという都市に行ってきました。

ISSCはSocial Capitalの研究では第一人者であるハーバード大学イチロー・カワチ教授を中心とした集まりで今回が第5回目にあたります。
1回目はボストン、2回目は岡山、3回目はマンチェスター、4回目は沖縄、そして今回はトゥルクです!

ヘルシンキから飛行機で30分ほど。
ジェットコースターより激しい国内線を降りると、意外にも寒くない!
ジャケットもタートルネックも必要ないくらいのあたたかさでした。

日本でいうところの古都・京都にあたるような都市だそうで、首都・ヘルシンキより、ずっと落ち着いた雰囲気だということです(僕自身、ヘルシンキに降り立っていないので、比較ができませんでしたが...)。

北欧といえば、緯度が高くて、「白夜」など有名ですね。
6月のフィンランドはというと、夜11時まで明るく、朝4時には明るくなるという調子で、さすがに厚いカーテンがないと、夜は眠れませんでした。

訪問した6月上旬にしてはめずらしく、本当に晴れていて、どこを歩いていても気分がよかったです。
よく聞いてみると、このように天気がいい日は1年中にも2週間程度しかないとのこと。本当かどうかわかりませんが、ラッキーでした。

冬は新潟のように、暗くて寒い毎日が続くそうです。


↑ホテルの部屋からの眺め・リバービューでした

ところで、ISSCはInternational Society of Sake Connoisseurという別名もあり、皆さんお酒が大好き!お酒を飲みながらお酒の話でどこまでも盛り上がってしまうという素晴らしい世界...

日中はどこまでもアカデミックな話題で盛り上がり、ディスカッションが終わると、すでにビールを手に盛り上がっているという素敵な状態でした。


↑meetingのスペースはさすがフィンランド、素晴らしいセンスのよさでした

さて、このISSC、僕自身は第4回からの出席ですが、今まで、メンバーの手で「ソーシャル・キャピタルと健康」という本が発刊されています。

今回、この本の第2弾が発刊されます。
今日現在で名前が決まっていないみたいですね〜

僕も一つの章の和訳を担当させていただきました。
8/20には発刊予定だということです!

公衆衛生学会に間に合ってよかった、というEditorの先生の声です。

なんだか思い切り宣伝みたいになってしまいましたが、きっと勉強になるはずです。


来年のISSCはどこで行われるのでしょうか・・・?

来年、堂々と発表できるような研究ができるように、日々、地道に頑張りたいと思います!

(by Yugo)