マレーシアからの留学生(ケバングサン大学)

今週から、マレーシアのケバングサン大学のPhDコースの留学生(Dr.ニザム、Dr.シャキラ)と新潟大学でPhD取得予定のシャムスル先生が来られています。

月曜日には学部長の高橋先生にごあいさつしました。

左からシャムスル先生、ニザムさん、シャキラさん、高橋学部長、当教室の齋藤教授

教室員と一緒に辛〜いShimaカレーを食べに行きました。(齋藤教授撮影)


お二人の留学生は将来的にはマレーシアの保健行政を担う立場になるので、公衆衛生の勉強をしているのだと言うことです。日本に来られた目的は、日本の医療・保健システムを視察・勉強するため、ということです。
本日、新潟市保健センターに行き、保健所の先生方、保健師さんたちに様々なお話しを聞いたのですが、とても熱心に聞いておられ、数え切れないぐらいの質問を投げかけていました。
当初は、講義形式の予定だったのですが、一つ話をするたびに次々と質問を投げかけていて、講義と言うよりは長いディスカッションでした。お二人にとってはとても有意義な時間だったとのことです。
新潟市急患センターの見学、食育・花育センターの見学と、盛りだくさんの内容でしたが、飽きずに、どんどん学ぶ姿勢は見習わなくてはならないと思いました。


↑保健所にて、月岡保健所長と田代先生にごあいさつ
(田代先生はこの後、講義を担当してくださいました)


食育・花育センターにて(大きなキッチンにびっくり)

食育・花育センターにて(熱心に説明を聞いています)

お二人にとって、新潟の保健行政やシステムはどのように映ったのでしょうか...
高齢者の人口が5%程度であるマレーシアとは状況がずいぶん違いますが、お互い、良いところを吸収して、システムが改善されていくといいですね。
私たちもマレーシアの保健行政から学ぶ部分があるのではないかと思いました。

何よりも、お二人のような若くて一生懸命な医師・研究者が保健行政に積極的に関わって、より良いシステムを作っていこうとしている姿が素晴らしいと感じました。

お二人の滞在はまだ続きます。
日本は初めてだそうなので、ぜひ良い思い出を作ってくれればと思います。

保健所訪問を快く承諾してくださいました月岡先生、最初から最後までオーガナイズしてくださいました田代先生、講義を担当してくださいました保健師の方々、急患センターを案内してくださった担当の方、食育・花育センターを案内してくださったスタッフの方、ご協力いただきました皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

(by Yugo)