レバノンからの便り
以前大学院生として所属していたレバノン人留学生がきっかけで2008年からインフルエンザのサーベイランス調査をレバノン国ベイルート市のアメリカン・ユニバーシティで行ってもらっています。
毎年インフルエンザにかかった人の検体をとって、日本に送ってもらい新潟大学で検査しています。レバノンは中東にあり、なんだか暑い国なのでは?というイメージですが留学生によるとけっこう寒いのだそうです。このため、インフルエンザは冬(1-3月)にはやります。
今日は学会のスライドの準備のため、レバノンの写真を送ってもらいました。
レバノンの国旗をかたどったケーキなのでしょうか?
国旗に象徴される、古代からよい船?をつくるのに使われたというレバノン杉は残念ながら非常に少なくなっているそうです。
実はまだベイルートに行ったことがなくレバノンの先生方とはメールのやりとりだけなのですが、このような形で全く知らない土地の方とやりとりができるのは不思議な気がします。
そのレバノン人の留学生は、大学院を卒業してアメリカのラボで働いていますが、ちょうど今はベイルートへ里帰りしているそうで元気そうな写真も送ってきてくれました。
彼は、日本では大阪が好きと言ってました。都会育ちの彼には新潟は寂しすぎるのだそうです。
彼の地も紛争が続いているようです。つきなみですが、平和が訪れることを願ってやみません。