GISセミナーin京都・立命館大学

火曜日から金曜日にかけて、立命館大学GISセミナーを聴講してきました。

講師はUniversity College LondonのPaul Longley氏。
世界で3万部売れている有名なGISの教科書の著者です。
アシスタントはJames Cheshire氏。
なんと24歳(私より若い…)。23歳でPhDを取得したスゴイ方です。

セミナーはというと、
前半2日間は講義と、実際にGISソフトを使った演習。
後半2日間は講義に加えてグループことにプロジェクトを遂行して、最後にプレゼンテーションを行いました。

(↑只今演習中。)

講義は、そもそもGISとは何かということから始まり、データの誤差や表現方法の違いなどGISを扱う上で気をつけるべきことについて学びました。
地図は実世界を表すのに有効な手段ではあるけれど、必ずしも全てを再現しきれるわけではない、ということが強調されていました。
今後使っていく上でも心に留めておかなければならないことだと感じます。

プロジェクトは、指定された日本の名字について地理的分布を調べて、さらに名字の由来を文献から調べ上げて分布とつき合せる、というものです。
名字の由来、調べてみるとそれぞれに深い歴史があって面白いものです。

(↑英語のプレゼンテーションでたじたじな私^_^;)

打ち上げではLongley先生からイギリスの話、またドミニカや韓国からの受講生の話など、たくさんの話を聴きました。
Longley先生は非常に気さくな方で、楽しいひと時を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
とても身のある有意義な京都滞在でした。

(↑Longley先生との一枚。後ろから顔を出しているのがJames氏です)